会社設立に必要な知識の助成金とは?
会社を設立する上で、「助成金」についての知識が必要です。
そもそも、助成金と言うのは、国や公的機関から支給している公的なお金です。
通常は、厚生労働省か経済産業省から出ているお金になります。
この金員は、基本的に融資や貸し付けと言う名目ではないため、1円の返済義務もありません。
会社を立ち上げるとなると多額の費用が掛かります。
この時に、サポートしてもらえるお金なので、もらえるものならもらっておくのが吉でしょう。
財源は雇用保険なので、安心していただいておけるでしょう。
会社設立と助成金の種類
助成金は、種類がとても多いです。
常に新しい助成金が出てきて、これまであった助成金がなくなります。
その為、何種類あるという事を言えませんが、大体50種類はあると言えるでしょう。
ただし、これから起業する、起業したばかりの小さな会社では受け取ることができない助成金もあります。
助成金の中には、会社設立時にもらえるお金もありますし、経営を始めてから申請できるものもあります。
ただし、助成金の申請は、膨大の量の書類にサインをしなければならないので、めんどうに感じてしまう人も多いのが現状です。
会社設立と助成金で気を付けること
助成金を受け取るうえでいくつか気を付けることがあります。
まず1つ目は、助成金は必ず受け取れるわけではないという事です。
申請を行ったうえで、審査をされます。
そこで受理されなければ支給されることはないです。
また、受理されたとしても、すぐにお金を受け取れるというわけではありません。
会社を設立し、従業員を雇用し、約1年後に支給されます。
この為、会社を設立するときには、自分で費用を用意しなければならないですね。
2つ目は、助成金で支給される金額は、支出の半額や1/3程度になります。
全額払われることはまずないので、無理して支給条件に当てはめようとしてはいけません。
支給金額をあてにしていると、お金が支払われるまで会社が持たない場合があります
3つ目は、助成金を受け取るためには多くの手間がかかります。
雇用保険、労災保険に加入しているが最低条件で、しっかりと帳簿を付けなければなりませんし、めんどうな作業が多くなります。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。